ついに我が家にも、フレシャススラットがやってきました!
新しい家電のワクワク感は、やはり良いものです(*´∀`*)
実際に使ってみて初めて気づいた要素も多々ありましたので、取り急ぎレビューにて簡単にまとめてみました!
ウォーターサーバーの騒音や水の味など、細かい部分まで気になる方のお役に立てれば幸いです!
※2017年3月25日追記
スラットのお手入れやメンテナンス方法についても、別記事にてまとめてみました。
よろしければぜひそちらもご参考下さい。
開封前の注意点

まず使用前、サーバーがお家に届いてからの注意点をいくつか。
フレシャスのウォーターサーバーは、お部屋への設置まではやってくれないので、玄関からの移動・設置は自力でやることになります。
この部分を、わたしも正直甘く見てました(^_^;)
スラットとの対面、第一声はまず
「重っ!!!」でした。
本体重量24kgですからね…そりゃあ重いに決まってます。佐川のあんちゃんが1人でひょいっと運んでくれたので油断していました。
持ち運ぶのではなく、箱の下にタオルを敷いてズリズリとスライド移動させる、という戦法でどうにか1人で設置は完了(笑)
最初の移動・設置は、できれば2人以上で行うことをオススメします!
階段での持ち運びは特に危険ですので、1人では決してやらないようにしましょう。
タイヤの付いた運搬用のキャスターや台車などをあらかじめ用意できると、作業がかなり楽になると思います。

ちなみに、ダンボールや梱包材などは処分してしまっても特に問題はありません。
ウォーターサーバーの交換や修理・返却が必要な際は、フレシャスが専用の回収箱を用意してくれますので。
開封から初期設定まで

スラット本体の開封から初期設定までをご紹介していきます。

ちなみに、これがFRECIOUS富士の天然水一箱!

この量(18.6L)が、一月に注文できる最低数量になっています。
ボトルはかなり柔らかい素材のペットボトル。一般的な2Lペットボトルに比べるとブヨブヨとした感触ですね(笑)
ボトル1本1本に賞味期限が記入されているので、備蓄水としても安心。

では本体を開封。

テープ類がびっしり張り付いているので外していきます。

説明書と、初期設定時に使うカップが付属されています。

サーバー背面はこんな感じ。

温水冷水の作動スイッチは、サーバー内のタンクに水が補充されてからオンにするので、触るのは一番最後です。

アース線や転倒防止のワイヤーも付いていますので、可能ならこれらもちゃんと繋いでおきましょう。

本体の前面扉は、横のボタンでポンと開きます。
ちなみに電源が入っている状態で扉を開けると、警告音が鳴り安全のため扉が閉まるまでボタン操作が不能になります。

ボトルの取り付け部分はスライド式。

給水部分のカバーと、水ボトルのシールを剥がして

セット完了!
ここまでやってから、ようやく電源を入れて本体の設定に入ります。

扉を閉めて、コンセントをつなぎ

付属のカップをトレイに置いて、温水冷水ボタンを同時に3秒長押し!
初期給水が開始されます。
この時、自動的に水が排水されるのでしばらく待ちましょう。

付属のカップで結構ギリギリ、400ml強の水が出てきます。途中「え、これ溢れるのでは?」と焦りました(笑)

最後に、背面の温水冷水スイッチ、ついでにスリープ機能のスイッチをオンにします。
以上でフレシャススラットの初期設定は完了です!
水の加熱と冷却が済めば、あとは普通にお使いいただけます(*^_^*)
フレシャススラット各機能・特徴紹介
水の勢いについて
フレシャスの先代サーバー「dewo(デュオ)」では、蛇口から出る水の勢いが若干弱い、という口コミがよく見受けられました。

ですが使ってみた感じ、スラットではそのあたりもかなり改善されているなという印象です。

むしろ強すぎ(笑)?背の低いグラスを使うと結構しぶきが跳ねちゃいますね(^_^;)
また、ボタンを押してから出水まで若干1~2秒のタイムラグがあります。
レバー式の捻ればすぐお水が出るウォーターサーバーから移行した方には、少し気になる点かもしれません。
トレイ部分は広くて高い!

鍋や炊飯釜をそのまま置いておくことはできませんが、広さ自体は申し分なしですね。
特にトレイの位置が高いのは、やはり素晴らしいです!

わたしが身長172cmほどですが、立ったままの腰まっすぐな姿勢でまったく問題なく操作できております。

先代のデュオモデルから高さ16.5cmアップは、思った以上に快適だと実感しました。
鍋にたっぷり水を注ぎたい場面でも、膝を曲げたり中腰の姿勢でずっとボタンを押し続ける必要が無いのは最高に楽ですね~(笑)

ちなみに、トレイは取り外しも手前に引き抜くだけなので非常に簡単。
リヒート(再加熱)機能

リヒート機能はボタンではなく、タッチパネル式になっています。
なので使う際は、押し込むのではなくパネルを軽くタッチしているだけでOKです。

温度も計ってみましたが、大体90℃弱といった感じですね~。
公式サイトだと93℃前後まで加熱とありますが、家の環境だと90℃以上は計測できませんでした。
まぁ計測しているのが冬場ですし、カップに注ぐと多少冷めてしまうのはしょうがないですが、コーヒーのドリップ用として使うにはもう少し温度がほしいところですね。

カップ麺の調理に使う程度なら全く問題はないです!バッチリいい具合に作れました。
その他の水温測定
通常の温水冷水に加え、スラットはさらにリヒート機能・エコモード・常温水機能とさまざまな温度調節が可能です。
リヒートは既にご紹介しているので、残りの水温を計っていきましょう。

通常の温水は80℃、冷水は6.5℃。ほぼ公式サイトの情報通りですね。

お次は、温水の温度を下げて電気代を節約するエコモード中の温水。

70.4℃と出ました。公式でも70~75℃とありますのでこちらもほぼ情報通り。
粉ミルクの調乳用にも最適な温度なので、赤ちゃんの居る家庭は常時エコモードでもいいでしょうね。

最後はスラットの売り、常温水!9.8℃て(笑)冷水だコレ!
常温水機能は、誇張抜きにマジで常温のお水が出てくるようです(^_^;)

撮影しているのが2月の昼時、室温15℃ほどなので、まぁ日陰に置いているウォーターサーバーの水は大体そんな温度になるでしょう。
常温水で冷たすぎない水を飲みたい方は、冬場あまり冷えすぎないお部屋に置くようにしたほうがいいですねコレは。
それ以外の春夏秋の気温なら、普通にヌルめの温度で利用できそうです。
省エネ設定
利用者が設定できる電気代節約の省エネ設定は、スリープ機能とエコモードの2つです。

スリープ機能は背面のスイッチでオンオフの切り替えが可能。
光センサーで周囲の明るさを確認し、暗くなると自動的に温水の加熱をオフにします。
普通に使う分には、基本常時オンにしておいて問題ないでしょう。

スリープ中は操作パネルの明かりが緑色に変化するので、作動しているかはそこで確認できます。

エコモードも、リヒート機能と同じくタッチパネルで操作します。
節電機能を最大にしたい場合は、常時エコモード運転がオススメですね。
チャイルドロックは全ての出水ボタンに設定可能
スラットは、温水・冷水・常温水のボタン全てにチャイルドロックを設定できます。

チャイルドロックボタンを押しながら、ロックしたいボタンを2秒長押しで設定完了!
設定後はロックボタンを2秒長押ししてからでないと、水が出せなくなります。
もともとイタズラされにくいデザインですが、幼児がいる場合さらにボタンのロックも行っておくとなお安心ですね。
ロックボタンと同時に2秒長押しでロック設定解除もできます(温水は解除不可です)。
水の味について

初期設定にも使う最初のボトル1本目のお水は、やはりちょっと機械の臭いが気になりますね(^_^;)
2本目からは普通に美味しくいただけました。
お味としては、非常にシンプルでプレーンなお水だな~という印象ですね。
この水を飲んで風味や香りが気になる、という方はあまり居ないんじゃないでしょうか?

FRECIOUS富士は硬度21というかなりミネラル分控えめな軟水なので、海外ブランドの高硬度なミネラルウォーターを普段から飲み慣れている方には少し物足りないかも?
水道水がだいたい硬度60前後なので、それに比べると格段にまろやかな口当たりで飲みやすく、カルキ臭さや癖もないので料理にも使いやすいお水だと思います(*^_^*)
実際に使用して感じた良かった点・微妙な点
良かった点
やはり使いやすさ・使い心地は、スラットの特筆すべき点ですね!

111cmの本体最上部に操作ボタンが全て揃っているので、水を注いでいる最中にずっと腰や膝を曲げずに済むのは本当に素晴らしいです。
温度調節や下からの水交換も含め、今まで使用してきたウォーターサーバーの中で、使いやすさ・便利さは文句なしのナンバーワンだと断言できます!
他にも、いい意味で予想を裏切られたのは、ボトルが縮む際の音ですね。

フレシャスの9.3Lボトルは、一般的なペットボトルよりもかなり薄手で柔らかい素材を使っています。
なのでボトルの水が減って縮む際も、「ベコッ!」ではなく、「ペキョ」とか「ペニョ」的な割りと控えめな音でした(笑)
といっても、やはり静かさではデュオのビニール製パックが上ですかね。

どうしても音が気になる方は、そちらをオススメします。
微妙な点

出水ボタンがどれもちょい固め?というかボタンが浅い感じですかね。結構しっかり押し込まないと反応してくれません。

水をたっぷり注ぎたい場合は、親指か指2本でグッと押し込むほうがしっくりきます。
リヒート機能やエコモード機能の操作は、力のまったく要らないタッチパネル式なんですけどね~。

正直、ボタン類は全部このタッチパネル方式でも良かったんじゃないの?という気がしなくもないです(^_^;)
あと一番驚いたのが、サーバー内部に温水を循環させて殺菌を行う、「フレッシュモード機能」の動作音!

これは30日に1回、サーバーが自動で行ってくれる機能ですが、作動中は「食洗機かな?」と思うほどジャブジャブ音がしますね(笑)
スラットの通常の動作音は、エアコンやテレビの音にかき消されてしまうほど静かなんですが、このフレッシュモード作動中だけは最初かなりビックリします。
機能的には、内部のタンク内だけでなく配管やパイプの1本1本にまで温水をしっかり循環させて殺菌を行うので、非常に衛生的ではあるんです。

月に1回だけなのでそこまで神経質になることでもありませんが、やはり寝室など静かな場所に置くのはあまり向いていないなぁ、と感じました(^_^;)
まとめ
簡単にですが、フレシャススラットを実際使ってみた正直な感想をまとめてみました。
わたしにとっては、サーバーの使いやすさがとても新鮮な驚きでしたが、やはりスラットの肝はボトル交換がとにかく楽ちんな点ですかね。

サーバーの下から交換できる機種は他社にもいくつかありますが、どれも扱えるボトルは基本12Lの大きめサイズ。
その中でスラットは9.3Lボトルですからね。下交換サーバーの中でもさらにダントツで交換が楽です!
このあたり、やはりフレシャスは女性目線での使いやすさを追求している会社だな、と実感しました(*^_^*)
特に出産を終えた子育てママにとって、スラットはかなり理想的なウォーターサーバーだと言って差し支えないでしょう。

出産直後の女性は、人によっては帝王切開跡の傷口を縫合中であったりだとか、あるいは出産に伴う腰痛・脱肛・子宮脱などのトラブルを抱えていたりと、とにかく重いものを持ち上げる行為が厳禁です。
下から交換できるウォーターサーバーの中で、さらにボトルも一番軽いスラットは、まさにそういったお母さん方に最適!粉ミルクの調乳も、24時間適温で待機できますしね。
動作音など、多少気になる点もありますが、最新サーバーなだけあって使い心地は個人的に過去最高の満足度です(*^_^*)

上にコーヒーやら置いておけるのが、何気にめっちゃ便利(笑)
ウォーターサーバー設置で迷っているなら、スラットはぜひ一度は試してみて欲しいサーバーですね!