ウォーターサーバーのお手入れやメンテナンス、ちゃんと定期的にやれていますか?
わたしも正直、細かいところまではたまーにしかやってません(^_^;)
実際、最近のウォーターサーバーってそんなに頻繁にお手入れする必要もないんですよね。特に最新式のスラットは自動クリーンシステム搭載してますし。
しかしそれはサーバー内部の話。人間が触れる外側部分には、やはり必ず汚れやすい部分が発生してしまいます。
そこで今回は、フレシャススラットの頻繁にお手入れすべき場所、たまに掃除するだけで十分な場所、故障や不具合発生時の対応などについて解説していきます!
契約によっては長期使用することも多いサーバーなので、長持ちさせるためにもぜひ参考にしてみてください(*^_^*)
- 用意しておきたいもの
- ボトル取り付け部分(受水棒)のお手入れ
- 出水口(蛇口)・トレイ部分のお手入れ
- ウォーターサーバー本体のお手入れ
- サーバー背面・放熱部のお手入れ
- ウォーターサーバー内部のメンテは?
- 故障や不具合の発生時は?
- まとめ
用意しておきたいもの

- ペーパータオル
- 綿棒
- アルコール除菌スプレー
拭き掃除が基本になるので、水をよく吸収し衛生的な使い捨てキッチンペーパーが最適です。
よく乾いた清潔な布巾などでも別に問題はありませんよ。
あとは蛇口の中を掃除できる綿棒、除菌用のアルコールスプレーがあればOK。
特にアルコールスプレーは、ウォーターサーバーを使うならぜひ常駐させておきたいグッズですね。
時間が経ってこびりついてしまったコーヒーやインスタントスープの水跳ね汚れなども、これがあるとすぐ落とせますので。
口に触れても問題がないキッチンタイプのものなら、安心して蛇口やボトルの差込口も掃除できますからね。
薬局やスーパーなら200~300円台で手に入るので、わたしも常に1つはウォーターサーバーの横に置いておくようにしてます(*^_^*)
ボトル取り付け部分(受水棒)のお手入れ
※お手入れの目安:ボトルの交換時に毎回

ボトル交換の度に毎回、この受水棒まわりは水気を拭き取るようにするのが理想的です。
まぁ実際は忘れることも多いんですが(^_^;)

ボトル交換前に、ペーパーで中の水気をしっかり拭き取ります。

ついでにアルコールスプレーでの除菌も行っておくとベストでしょう!
下から交換するタイプのウォーターサーバーはボトルの取り付け部分が床に近いので、お部屋もホコリが立たないように日頃から清潔にしておきたいですね。
出水口(蛇口)・トレイ部分のお手入れ
※お手入れの目安:週に1回

スラットの説明書では、「週に1回はお手入れして下さい」と記されている箇所です。
出水口はともかく、トレイは普通に使っている分にはほとんど汚れませんからね。割りとここも適当にやってます(;・∀・)

コックキャップとトレイは簡単に取り外しが可能なので、食器用の中性洗剤で丸洗いしてしまえばOKです。

洗った後は、水気をしっかり拭き取ってから戻しましょう。

出水口(蛇口)内部のお掃除には綿棒が最適。

こういった専用ブラシもありますが、固いブラシで傷をつけてしまうとそこに汚れが溜まりやすくなり、さらにカビも生えやすくなってしまうので、個人的には柔らかい綿棒がオススメ。

アルコールスプレーで濡らした綿棒を差し込み、軽くグリグリと回して汚れを落とします。
キャップや蛇口に白い固形物(水のミネラル成分)がこびりついている場合、水垢ですね。これを落としたい場合はクエン酸水がオススメ!
作り方などは↓を参考に。
参考リンク:クエン酸水の作り方/リンナイ公式サイト
電気ポットなどと同じく、ウォーターサーバーも温水の使用頻度が高いと、どうしても水垢汚れが付きやすくなってしまいます。
水垢はミネラル分が固まったアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸水を使えば一発でキレイに落とせますよ(*^_^*)
ウォーターサーバー本体のお手入れ
※お手入れの目安:月に1回

サーバー本体の拭き掃除も、できれば月1くらいのペースでやっておきたいですね。
ボディ自体が汚れることはそうそう無いと思いますが、操作パネル部分、水跳ねがあるトレイ内は時間が経つと汚れがこびりついてしまうので。

まずは、人の手が一番触れる操作パネルのお手入れから。
アルコールスプレーを使う際は、直接操作パネルに吹きかけると故障の原因になりかねないので、ペーパータオルに染み込ませてから拭き掃除しましょう。

お次は、水跳ねで汚れやすいトレイ内の拭き掃除。

特にトレイの天井部分は普段死角になっているので、意外と汚れていることが多いです。

あとは本体の上部分、前面扉、側面などを軽く拭き掃除してしまえばお手入れ完了です!
サーバー背面・放熱部のお手入れ
※お手入れの目安:半年に1回

忘れがちなところですが、サーバー背面のお手入れも半年に1回はしっかりやっておきたい箇所です。
ホコリが溜まってしまうと、排熱の効率が下がり電気代も無駄に上がってしまいますから。

背面全体に加え、床との設置部分、コンセントのホコリ取りを掃除機でやっておきましょう。
ウォーターサーバー内部のメンテは?
フレシャススラットには、サーバーが自動的に行う2種類の温水循環機能が搭載されているので、基本的に利用者が行う内部メンテナンスは必要ありません。
オートピュアキープシステム |
5日に1回約3分掛けて温水を循環させる |
フレッシュモード |
30日に1回約90分掛けて温水を循環させる |
5日に1回3分、30日に1回90分のペースで、内部のタンクや配管に温水を循環させて殺菌を行います。
ただ、この機能は本体の電源プラグをコンセントに繋いだ時点を基準に行われます。
つまり正しく内部メンテナンスが行われるためには、常に電源に繋いでおく必要があるということです。
無駄にコンセントを抜いたり刺したりは、なるべく控えるようにしましょう。

タッチパネルを操作すれば、任意のタイミングでフレッシュモードを行うこともできます。
3年に1回がサーバー交換・有償メンテナンスの目安
自動メンテナンス機能がありますが、フレシャスでは3年に一度はサーバー交換や有償メンテナンスの実施を推奨しています。
強制ではないので、ここはあくまでも利用者が判断する要素ですね。
レンタルの場合は交換手数料5,400円でのサーバー交換、本体買取の場合はサーバー配送料3,240円+メンテナンス費で行う有償メンテナンスがあります。
目に見えない汚れや不具合もありますし、できれば3~5年に一度はやっておきたいですね。
故障や不具合の発生時は?

アラームが鳴り続ける、ボタンを押しても水が出ない・反応がない場合の対応について。
単純に扉が閉まっていない、ボトルが空になっているだけという場合もあるので、まずはそのあたりを確認してみましょう。
停電やコンセントを一度抜いたという場合には、「安全モード」が作動している可能性があります。

安全モードは温水ボタンを5秒長押しで解除されるので、アラームが鳴り続ける・操作を受け付けない場合はまず試してみましょう。
それでもなお操作できない、パネルが点滅を繰り返している、本体から煙が出てきた、などの場合はエラーや不具合、空焚きが発生している可能性が高いです。

速やかに背面の温水冷水スイッチをオフにし、電源を抜いてフレシャスのサポートセンターへ連絡しましょう。
公式
フレシャス問い合わせ窓口
修理や交換のためウォーターサーバーを返送する必要がある際は、フレシャスが専用の配送キットを用意してくれます。
送料も基本的に無料ですが、スラットの本体購入プランの場合は保証期間(購入から3年)が過ぎていると3,240円の配送料が必要になりますのでご注意下さい。
まとめ
以上、フレシャススラットのお手入れやメンテナンス・不具合時の対応まとめでした。
ウォーターサーバーはまわりに家具を密着させずに、人や掃除機が入れる程度の隙間は常に空けておきたいですね。
お手入れしようと思った際に、いちいちまわりの家具を動かしてからじゃハードル上がって面倒くさくなっちゃいますから(^_^;)
思い立ったときにすぐ作業できる環境にしておくのが、キレイに長持ちさせるコツです。
フレシャスの公式サイトでもお手入れやメンテナンス方法は動画で解説しているので、そちらもぜひ参考にしてみて下さい。
マニュアルもpdf形式で公開されているので、説明書をなくしてしまった場合にも役立ちますよ(*^_^*)